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三塁を蹴る

140字以上書きます

39.6℃の熱を出してぶっ倒れた日記

毛布に布団二枚にわりとモコモコしたパジャマまで着込んでるのに悪寒が止まねえなあと思ってたら久しぶりに咥えた体温計が39.6℃を叩き出していた。寝すぎてダルくなっちゃってるだけだろうと思い込んで寒いなか窓掃除なんていう珍しい家族奉仕までキメた後だったので母親にこれでもかというくらい手厚く看病され、いったい家のどこにあったのかという洋梨と柿と葡萄と蜜柑を一気に供された。妹が大学受験直前なので、自室に隔離されることとなった。風邪を引いたのは一昨日の晩だが、以来妹とはまだ会えていない。元気でやっているだろうか。

体力が無いのか以前はよく風邪を引いていたが、演劇で役者の稽古をするようになってからは久しく病気には縁が無かった。(まあ微熱はあったが)役者を退いてからの初の冬を乗り越えられなかったというわけだ。

症状は発熱と頭痛と悪寒と喉痛としんどさ。とにかく横になったが寝ることも叶わない。咳やくしゃみは無かったのは救いだが、そういった刺激もなくジリジリとただ苦しいというのは本当に時間が無限に感じられた。頭痛もこれまでの偏頭痛ではなく頭全体がボンヤリと、しかしジクジクと痛むもので、いっそどこかに集中して痛んでくれればそこに意識を集中して耐えられるのにと思っていた。深夜は寝惚けていたか朦朧としていたかわからないが頭の中に一点「祈る対象」を設定して、そこに向かって祈りを捧げることで頭痛に耐えようとしていた記憶がある。手も胸の前で組んでいた。しかもそれはちゃんと効果があった気がする。

久しぶりにお粥を食べた。こんな病人らしくしたのは中学生の受験期にインフルエンザをキメたとき以来じゃないだろうか。圧倒的に母性を渇望した。しかしよく言われる話だが、一人暮らしで重い風邪を引いたらもうお終いだと思う。近しい友人の一人にでも電話して、お金を払ってでも看病してもらいたい。

今朝病院に行ったら、ただの風邪だという。こちらはインフルエンザか、喉が痛く咳などの症状が無いから溶連菌かなと思っていたので拍子抜けした。しかしどっちかならさらに五日間は自宅謹慎だからよかった。薬を貰って帰る。ただでさえ偏頭痛用にロキソニンが大量にあるのにまた処方してもらっちまった。

『逃げ恥』てドラマが話題で、僕はドラマを1クールも見切る体力が無いのでドラマはいつも見ないようにしてるのだけど、それよりこれは後輩女子曰く「ずっと好きだった人と付き合えた次の日の世界の輝き」を思い起こさせるということで、そんなの見たら死んでしまうじゃんと思っていよいよ遠ざけている。星野源は最初なぜか高橋優と混同していて、あとは歌手のくせにドラマに出やがってなんて思っていたけど大人計画の人と知って完全に許した。それどころか福山雅治並みの変態ということでむしろ好きになった。まああの顔は確かに変態だろうな。

なにがいいたいのかって、一人暮らしになったら家政婦を雇いたい。

昼間ひたすらこんこんと眠っていたので全く眠くない、熱も引いてきたので『道士郎でござる』の最終巻を読んでいた。西森先生はやっぱり偉大だなあ。明日(すでに今日)は二限に週に唯一の講義が入っているのだけど、起きられるだろうか。演劇をやっていて一緒に留年した友達が「授業終わったら卓球しようぜ」なんて誘いを入れてきているが、あれ、卒論はいいのかな……今年こそ一緒に卒業するんじゃないのかな……

この二日間の闘病で少し顔が痩せた(母親談)らしくそれは嬉しいのだけどお腹が減って仕方がないので、いまからカップヌードルラクサ味(めちゃくちゃ美味い。これはシンガポールに五年間住んでいた僕がいうのだから間違いない。食べろ。)を食べて寝ます。おやすみなさい。


追記:リビングに出たら父親が暗がりのソファに座っていて、「お酒を飲んだら眠れなくなった……」といってた。あらあら。